26歳の女性バラ農家の「食べられるバラ」

26歳の女性バラ農家の「食べられるバラ」

26歳のバラ農家  22歳で起業して売り上げ一億円

お花が戻ってきました26歳のバラ農家 田中あやかさんです。女子大生の頃はイケイケでしたが22歳で起業しました。お花の魅力にとりつかれました。1年目の売り上げは150万円、2年目には2500万円になりました。3年目には6人の従業員を雇って売り上げが1億円になりました。ローズラボです。ちょっと変わったピンク色のバラですね。このバラの栽培に成功して売上がアップしました。

食べられるバラでスイーツ業界が注目

なんとこのバラは食べられるんです。バラは通常、病気や虫に弱いので殺虫剤が必要です。そのため花びらを食べるないんですが、完全無農薬でのバラの栽培に成功しました。そこでスイーツ業界などから大注目されています。バラの花びらをあしらったドーナツは1500円です。ババロアゼリーの中に花びらが浮いてますね。これは2800円。バラの花びらスイーツは女性に大人気、大ブレイクです。そして花弁たっぷりのジャムも販売されています。ローズラボ1800円です。アイスはヨーグルトとも相性抜群です。色が鮮やかで香りも良いので食べれたらいいですよね。エディブルフラワーです。

ビタミンも多いのに何で食べられないんだろう

と素直に思いました。小さい頃からバラが大好きでした。大学を中退してバラを育てようと思いました。バラ農家に弟子入りしましたが、毎朝5時に起きて力仕事をしましたが、不注意で3000本のバラを枯らしてしまいました。通常5年かかるバラの品種改良をの壁を乗り超えて2年間で数千回の品種改良して、食べられるバラを開発しました。本当に忙しくて記憶がないぐらいです。
現在は27万本のバラを栽培しています。バラに虫がついていないか汗だくでチェックしています 。実は美容成分も豊富で、化粧品なども販売しています。

世界の花、珍しい花を求めて飛び回る花バイヤー

日本は季節ごとに5000種類の花がありますが、世界では28万種50倍の花があるんです。日本にはない世界の花珍しい花を求めて飛び回るバイヤー、花ハンターの小林さんです。花を求めて100カ国以上訪れています。場合によってはボディーガードをつけて危険地帯に行かなければいけない場合もあります。花といえばオランダです。アールスメールという世界最大の花市場があります。本当に綺麗ですね。世界最大の花市場です。

 

サッカーグラウンド180個ぶんの広さです。取引される花の数は1日2000万本、取引額は6億円です。たった1日です。世界の花の6割が流通している花大国です。

パンを二つお金があったらパンはひとつで残りのお金はお花を買う

という言葉があるぐらい花のある生活が当たり前なんです。

グラデーションのバラが世界のトレンド

今注目されている花の産地はアフリカなんです。赤道直下のケニアでは世界のトレンド、グラデーションのバラがあります。ケニアには世界中のバラのプロが集まってきています。年間5000種類以上の品種が開発されています。赤道直下の強い日差しで標高が2000メートル以上の高地、暑すぎなくて寒すぎないのがバラにとってピッタリなんです。そして最近注目されているのはグラデーションのあるバラです。真ん中の方が黄色で外側に向かってピンク色になっていきます。繊細なグラデーションですね。紫白から淡いピンク黄色からオレンジなど様々です。さらにケニアのバラは茎が太くて長く大きく育ちます。日本に着いてからも10日間から2週間ぐらい、消費者の手元に届いてから楽しめるんです。ケニア産のバラ一本900円。ちょっと高い気もしますがでも送料も考えたら凄いですよね。

山火事で生き延びるバンクシア

南アフリカの花はバンクシアという花です。だいぶ変わった形です。白い粒は蕾が何百も集まったものです。触るとフワフワして柔らかいぐらいです。ドライフラワーとしても人気が高いです。乾燥にも強いそうです。一本4000円です。種が普通には出て行くことができないぐらい、硬い殻の中で覆われています。山火事で畑が燃えた時に初めて種が外に出て行く、そして山火事が終わったら芽が出る、というしぎな植物なんです。もともと乾燥地帯に咲く花で、山火事が雷などで起きやすいので、焼け残った草を肥料にすると言うたくましい植物です。

咲くまで5年かかるキングプロテア

そして咲くまで5年かかるという珍しい花もあります。かなり人の顔ぐらいの大きさの花です。南アフリカのキングプロテアという花です。南アフリカの国花です。花言葉は王者の風格です。顎も尖っていて綺麗ですよね。ブライダルブーケとしても大人気です。一本で5000円です。苗を植えてから花が咲くまで5年もたっぷりかかります。10年間で一株から2ー3本しか出荷できません。花がちょっと家にあるだけでも明るい気持ちになりますよね最近は花の宅配便、ネット通販も多いですし、定期的に運んでくれるサブスクのサービスもありますから取り寄せてみましょう。

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