花屋で花を買いましょう
花屋さんで花を買って、家に花を飾りましょう!おうち時間を元気に過ごすために花を飾ったり、ガーデニングを始める人が増えています。人気の花屋さんや花や野菜の育て方を紹介します。
5月に入ってあったかくなってきましたね。この時期は可愛い花を植えたいものです。
四季咲き性の可愛いクレマチス
クレマチスは花の形も色も可憐です。春から秋にかけて四季咲き性の可愛いクレマチス。大きく咲き誇るカラフルな花は、他の花とは大分違いますよね。最近は小輪の花も人気があります。園芸研究家の方もいます。自宅で250種も育てています。
クレマチスはツル性の植物
大きな花が咲くツル性の植物。柵や生垣に絡めて行きます。クレマチスの丘というところがあります。大きな木の幹を使って巻きつけていくこともあります。
クレマチスには一季咲きと四季咲きがある
年に一度決まった時期に花を咲かせる一季咲きのものと春から秋にかけて繰り返し四季咲きのものがあります。フルディーンという品種は白い花ですが、裏側は少し紫がかっています。テンテルは紫がかっていて花びらがフリルのようになっています。サニーサイドはしべが黒っぽくなっています。
平咲き、ベル型、つぼ型のクレマチスも
花弁を広げて咲く平咲きという種類です他にもベル型やつぼ型のクレマチスもあります。エール福島もクレマチスです。福島応援というところで名前が付けられました。赤と白のコントラストが可愛いですね。フリスパエンジェルは良い香りがします。ソーネットは小さいですがたくさんの花を咲かせます。
クレマチスの育て方
日あたりの良い場所におく 根腐れに注意
元気に花を咲かせ続けるには日当たりの良い場所に置くことが重要です。雨が続く時は軒下などで根が腐らないようにしてください。また鉢の下に隙間を作るなどして、湿気がたまらないようにしてください。
水やりは乾いたらたっぷり 開花中は毎日
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとやります。開花中は毎日やらないといけません。
肥料は固形の肥料を株元に置きます。6月9月1月にやります。
花が終わったら花がら摘み
大事なのは花がら摘み。花が終わったら、平咲きの方は花のすぐ下にある葉っぱも含めて切ってしまいます。ベル型やつぼ型の場合には花のすぐ下のつるのところを切っていきます。
2回以上咲かせるには剪定が必要
1回目の花は6月の中旬から下旬ぐらいまで楽しめます。次の花を咲かせるには剪定が必要です。伸びたツルを切って2回目の花を充実させるんです。平咲きの場合は弦の長さの半分で切ります。ツルが支柱にガッツリと巻きつきます。そのため支柱の高さの半分で思い切って切ってしまうのが簡単です。ザクザクと上半分を切っていきましょう。これなら外すのに苦労してツルを折ってしまって後で傷んでしまうという事がありません。他にも長い部分は切り落としておきましょう。かなり根元だけが残る印象です。
ベル型やつぼ型は根元から見ていて2つ目の節のすぐ上のところを切ります。細かく切らなくてももう柵ごと外してしまいます。結構全部切ってしまうんですね。長く花を楽しみたいと思いますが、6月中に剪定を済ませてしまわないと次の花が遅くなってしまいます。
植え替えの時期
根詰まりしないように、1年から2年に1回一回り大きな鉢に植え替えます。鉢の高さの1/8程度に底石を敷いて、その上に培養土を入れて行きます。クレマチスでは赤玉土小粒や鹿沼土小粒を使っていきます。植え替えをしていくことで、根を元気に保つことができます。根の再生力が弱いので根鉢のふち、上と下だけ優しくほぐしてあげて、かなり深くなるように深植えすることで、節から根や新芽が出てきます。しっかりと上から土をかぶせて植えてしまいます。支柱も大きいものに変えていってくださいね。
つるを誘引
同じ方向につるを誘引していきます。内側を通したりしないで外側を通して誘引していきますまず。ビニールタイで固定してつるを挟んで締め付けないように輪を作ります。行灯型の支柱を使います。23週間経つと新芽が伸びてきますので、下に向いてしまっわないように、こまめに誘引をしていきましょう。7月に2回目の花が咲きますので、2回目の剪定は真夏は避けて9月頃行い、10月に3回目の花が咲くようにします。一回ではもったいないですよ。
5月は薔薇の季節
5月は薔薇の季節。花の女王ですよね。山梨県の白州町はバラ作りのプロがいます。 接ぎ木した苗を植えて行きます。500から600品種のバラ苗を年間7万本も生産しています。しっかりとパワーを貯めた苗をお客さんの所に届けることで失敗の少ない苗を作っています。ここは実は米を作る水田です。根頭癌腫病を予防するためです。この細菌が水の中で生きられない為、水入れ前の水田を使います。稲作を3年行って細菌を除去します。ここは700 M の高地で日照時間が多いです。土は砂が多いため水はけも良いです。落葉樹なので「木」としてしっかりとした苗を作ることが重要です。春から秋にかけて育てて冬に掘り上げます。
エクレールを寄せ植えにしますが、一つの鉢に他の植物と一緒に入れてしまうと生育を邪魔してしまうことがあるので、鉢ごと大きな鉢に入れて行きます。隙間に小さな花を寄せ植えにしていきましょう。背の高い物を内側に背の低いものを外側に寄せ植えすることで、バラの花がないときも華やかに彩ることができます。
コロナで花の生産者も苦境に
コロナで花の生産者の方の苦境も注目を集めていますよね。冠婚葬祭やレストラン・ホテルなどで定期的に納品するはずだった花が、軒並みキャンセルになって、多くの花が腐ってしまいました。もちろん花を育てるには半年から1年かかりますから、本当に農業って大変だなと思います。花のついている植物は花卉(かき)と言いますが、切花や球根などもあります。富山県は何とチューリップの球根の出荷量が一位で、愛知県は菊の切り花の出荷量は1位です。
カラーは切り花で人気
カラーという花は切り花で人気ですよね。豪華な花束には欠かせません。カラー(Calla)の出荷量日本一は千葉県です。年間100万本以上、47の農家で生産しています。カラーは温室の中ですが、完全に水の中で育てています。カラーには二種類あって、湿地を好むタイプと乾燥地を好むタイプがあります。この辺りで生産されているのは、湿地で、湧き水が豊富なので、60年以上前からこの井戸水を使って15°ぐらいに保たれた温度を活用します。夏でも冬でも15°ですから、夏は冷房、冬は暖房の役割を果たします。
脱サラしてからの生産者になったという方もいます。カラーは綺麗な花ですがサトイモ科の植物で、原産地はアフリカです。ギリシャ語の日を表す「カラス」からその名が付けられたということです。切り花で見た人は多いと思いますが根っこがついてるのは見たことがないかもしれませんね。湿地タイプでもプランターで育てることができますが、温度の寒暖差があるとなかなか大きくなりません。傷やシミがあるものは選別で跳ねてしまって、本当に綺麗なものだけを出荷します。カラーは華やかなので、様々なイベントなどで使われていました。コロナの影響で大きな影響を受けました。インターネットで販売できるようにしていますがまだまだ先は長そうです。
しかし千葉県では新品種千葉C25を開発してます。花束に使いやすい一軸の細い、花が小さくて、中の花の部分がしっかりと見える、可愛らしくて華やかなタイプです。白い部分は花ではなく葉が変化した苞といいます。
埼玉県鴻巣市も全国有数の花の産地
埼玉県鴻巣市も全国有数の花の産地です。鴻巣フラワーセンターは鉢物も多く扱っています。1日の取り扱い品目は1000種類以上、年間取引価格はおよそ6億円で、日本でも3番目の規模です。管内の生産農家の方は、
- ペチュニアや
- マリーゴールド、
- デイジー、
- パンジーや
- ビオラ
など四季折々の花を育てています。もう花がついていますが、苗の場合はこれを買っていただいて育てることを楽しんで頂きたいということで、楽しめる苗を作ることにこだわっています。種を植え付けて2週間、ポットには二粒蒔いています。バーベナやベゴニアなどは「共伸び」をさせることで成長がスムーズになるんです。お互いが競争しながら丈夫に育つということです。間引き、とは逆で珍しいですね。
土作りもこだわっています。どんな花壇やプランターでも合うような土づくりを目指しています。20年かけて本当にかふかふかな土を作ることに成功しました。コロナ禍でも巣ごもり・癒しなどが見直されて、一部では花の需要の持ち直しも見られます。
世界らん展2021も開催
花の中では特にバラエティ豊かで、同じ親戚とは思えないぐらい多彩で種類が多いのがランですよね。東京では「世界らん展」も行われていました。2021年は規模は縮小されましたが、事前予約制で無事に開催されました。日本に自生する「えびね」と言うランの花もあります。品種改良されて、花が丸くなって奥行きが出るようになっています。種から育てられています。蘭の品評会というのも面白くて、評価のポイントが普通の花とは違いますよね。だいぶマニアックですが、話を聞いてみるとなるほどと思わせるものが多いですよ。志保美悦子さんや美容家の IKKO さんも興味深い出展をされています。
綺麗で立体的な奥行きのある花を生ける方法
最近では花生産者を応援するための試みも行われています。花といえば花言葉も大事ですよね。花のことを全く知らない人でも、ある程度勉強すれば、綺麗で立体的な奥行きのある花を生けることができるようになりますよ。三次元のアートなので苦手な人はいるかもしれませんが、家にこもっているよりも自然を感じることができて楽しいですよ。
プランターや小さな庭、玄関先を使ったガーデニングも大人気になっていますよね。ホームセンターなどでも売れ行きは大幅に増えています。あなたもこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。フリージアやデイジー、四季折々で様々な色様々な形の花が楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね
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